統合失調症の息子との生活

「統合失調症の子」の親になったひとの記録 あと夫の抑うつとか介護とか

 ■当ブログはプロモーションが含まれていますよ

息子が錯乱時に迷惑をかけた方々に100万円ほど支払いました

息子が陽性症状にご迷惑をお掛けした方々への支払いが終わりました。正直安くない金額ですが、息子がそれだけのことをしてしまったのです。

 

息子が錯乱したときに一緒に居た友人たち

 

息子の幻覚妄想が本格的になったのが、おそらく警察に保護された日の前日だと思うのですが、友人たちは様子がおかしい息子の事を気にかけてくれ、病院に行った方がよいのではないか、一人にしない方が良いのではないかと相談してくれていたそうです。

 

そして当日の夜も息子を一人にしないように、部屋で一緒に雑魚寝してくれていたのですが、突然息子が暴れだして彼らに襲い掛かったそうです。

 

友人の一人は「顔つきがいつもと全く違って殺されるかと思った」と言っていました。他の友人は息子が他人を刺したりしないよう、機転を利かせて部屋の刃物をすべてカバンに入れて外に逃げたと言っていました。かなり切迫した状況だったのだと思います。そして彼らが110番通報してくれました。

 

しかし、その後息子も家の外に出てしまって、近所のお宅の玄関ドア・サッシなどを蹴る・叩くなどして壊してしまいました。朝方3時~4時の出来事だったので、寝ていたところ突然ドアを叩かれたお宅は恐怖だったと思います。

 

迷惑をかけてしまった方々には本当に申し訳なく思います。

 

友人やその親御さんに謝罪したところ「病気だから仕方ない気にしなくて良い」と暖かい言葉をもらいました。襲われた友人は、息子が妄想で何かにおびえて恐怖から暴れたのであろうと解釈していてくれていて「きっと僕よりも○○君の方が何倍も怖かったのだとと思います」と言って息子の事を心配してくれました。

 

玄関を壊されたお宅は当然ですが怒っていて事件化したいと言っていたそうですが、それは警察の方が未成年であることや精神の病気であることを説明して、しないことになりました。

 

息子がやってしまった事、与えてしまった恐怖をなかったことにはできないですが、せめて再発しないようにしっかり治療しなくてはならないと思っています。