統合失調症についての色々な本を読んでいて、今から思えば多分あれは統合失調症の前駆症状だったんだろうな、と思うことがいくつかありました。
春休みに帰省していた時、好きなユーチューバーが言っていることが自分に向かって話しかけてることだとか、彼の言ってる事が完全理解できるとか、「オレ東大理三に受かる気しかしない」とか全能感がある時がありました。
逆に自分の言動が、友達に影響を与えすぎてしまうのではないかと心配したりもしてました。何というか、自分と他人の境界線が薄くなっていたのかな。
その時私に全く統合失調症の知識がなかったので完全にスルーしていました。統合失調症の発症のピークは17歳~25歳とか、思春期のお子さんをお持ちのご家族のかた、我が家みたいに警察沙汰になる前に、ぜひ子どもの言動に気を付けていただければと思います。
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『統合失調症の人の気持ちがわかる本』伊藤順一郎
統合失調症の人の気持ちがわかる本 (こころライブラリーイラスト版) [ 伊藤 順一郎 ] 価格:1,540円 |
参考になった度:★★☆
こちらの本は、イラストが多く文章も少なくあっという間に読めました。当時者や家族へのアンケートが元になってるのも良かったです。
リカバリー
取り戻すこと。ただ単に「症状がなくなることを目指す」のではなく、周囲のサポートをうけ、薬を使いながら、自分らしく生活できるよう目指すこと。
妄想には
否定も肯定もせず「苦しいんだね」と共感する
回復の兆しが出てきたとき
本人も以前の自分や夢とのギャップに苦しんでいる。
期待しすぎない。ほどほどに。今できていることに目を向け認める。消耗期から回復期にかけて、疲れ切った心身を休めエネルギーを十分に蓄えるには順調でも2~3年かかる。