6月3日(土)
・寂しい、家族に会いたいとLINEがある
6月5日(月)
入院7週間目[リスペリドン6mg+オランザピン10mg 2H保護室外 スマホ可]
・今日から午後2時間程度保護室の外に出ている(卓球等)
・大きな変化はなく、状態は落ち着いている
・先週の金曜日から薬の量を減らしている
オランザピン20mg→10gm
リスペリドンは6mで継続
CP換算で1400mgから1000mgへの減薬
・最終的にはリスペリドンの単剤にする予定でいる
・処方の目的:リスペリドンでよりドーパミンに特化し、陽性症状を抑えることを期待して処方している
・副作用疑いとして嚥下のしにくさは減っている様子だが立ち眩みがあるとのことで様子を見る。
・保護室の外ではスマホ使用許可
・保護室内では主に本を読んで過ごしている
・作業療法は行っていない
・認知機能障害は見られない
・コミュニケーションは取れている
・妄想も見られない
・当初2か月の入院予定であったが、一回再燃したので少し伸びるかもしれない
6月12日(月)
入院8週間目[リスペリドン6mg+オランザピン10mg 半日保護室外 スマホ可 減薬失敗]
・先週の金曜日から昼食から夕食まで保護室から出ている
・減薬をしたところ、本人から「誰かに見られている感じがする」と訴えがあったため薬の量をもどした。
・退院までこのまま減薬しないで薬量維持するかもしれない。
・「誰かに見られている感じがする」からか、保護室から出て良い時間でも、自分で保護室に戻りベッドで休んでいることもある。疲れている様子。
・血液検査は1か月に1回程度の頻度で行う。
・減薬の状況
6月2日(金)
オランザピン20mg→10mg+リスペリドン6mg
6月7日(水)
オランザピン10mg→5mg+リスペリドン6mg (見られ感あり)
6月12日(月)
オランザピン5mg→10mg+リスペリドン6mg
6月19日(月)
入院9週間目[リスペリドン6mg+オランザピン10mg 10時-18時保護室外 スマホ可]
・先週の木曜日6/15から保護室を出る時間が伸びた(朝検温の後から夕食後まで)
・妄想症状は無い様子
・作業療法には参加しているが、内容に興味が持てないのか途中で部屋に戻ってしまうこともある(計算、間違い探し、トランプゲームなど)
・高齢の人が多いので楽しくないのかもしれない(主治医談)
・以前よりも活気が無いように見える
・部屋で本を読んだり、スマホを見たりしていることが多い
・エアロバイク・卓球もやっている
・明日採血検査の予定
・散髪してもらった
6月21日(水)
・一般個室に移動
・副作用について
・舌の動かしにくさは少しあるような気がする
・仮面様顔貌、感情の平坦化がある気がする
・ふらつきはなくなった
・他者が何かを演じている感覚がある
・現実ではなく何かを演じているような?隔たり?
・想定していた行動が裏切られる?感覚がする
6月26日(月)
入院10週目[リスペリドン6mg+オランザピン10mg 一般個室 スマホ可]
・大きな変化なく落ち着いて過ごしている
・日中は主に本を読んだりスマホを見たりして過ごしている(スマホの使用時間は本人なりに気を付けて管理している様子)
・血液検査の結果、血糖・腎機能・肝機能には異常が見られない
・高プロラクチン血症について、女性は検査項目となっているが男性は行わないため分からない
・本人はパーキンソニズムによる「話ずらさ」を訴えているが、会話をしている分には気になるほどではない
・活気はあまりないかもしれないが、「陰性症状」というほどではない感じ(部屋を暗くしてずっとベッドに籠っているとかではないので)との見立て。薬の過剰投与によりドーパミンを抑制しすぎ、という点については「可能性はある」
・そろそろ措置解除に向け手続きを開始する。
6月27日(火)
・午後に現地の保健所の方と本人との面談あり(2回目)
・退院後支援のためのアセスメントの為として、家族構成や家族仲とか入院以前の生活を確認されたとのこと
6月28日(水)
・Zoom面会(1回目) 本人、私(母親)、入院先の精神保健福祉士
・(顔がふっくらしている5kgは太ったのでは?)
・退院後の過ごし方については本人の意向を確認
(3月末まで実家で療法、4月から大学に復学したい。通院と訪問看護をお願いする)
・転院先や訪問看護事業所との調整は、入院先の精神保健福祉士が行ってくれる
6月30日(金)
・現地の保健所の方と本人との面談あり(3回目)