統合失調症の息子との日常

「統合失調症の子」の親になったひとの記録 あと夫の抑うつとか介護とか

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大学病院精神科通院8回目-いやいや期

統合失調症陰性症状で自宅療養中の息子(20) 本日は大学病院精神科通院8回目でした。

 

昨日ぐらいから「病院行きたくない」「デイケアもいかない」「英語塾も辞める」「大学も辞める」とシブがき隊並みのないない尽くし。

 

つい「○○しないとダメでしょう」「病院もデイケアも行かないで、じゃぁどうするの?」と感情に任せて言いたくなります。

 

それがNGな声掛けなのは分かるのでぐっと堪えましたけど。でもどう声掛けするべきか分からなくて、その時は「そうなんだ行きたくないんだね」とオウム返しすることしかできませんでした。

 

そして今朝、「病院行かない」とは言いましたが、本心では病院は行かなくてはならない事は分かっている様で、特に説得するまでもなく時間になったら自分で支度をして通院できました。

 

その後、息子の話を聞いていて「××しなくてはならない」という一面的なものの見方しかできないんだと気が付きました。

 

例えば、週1回の英語塾を1回休んだら、次の週に2回通わなくてならない→そうしたら次の週に2回分の予習をしなくてはならないのは大変だ→だから辞める、という思考回路なのでした。

 

しかし、そもそも1回休んだら次の週に2回通う取り決めはないですし(本人の誤った思い込み)、予習も先生に言われてやっているのではなくて、自分で「大問3つ予習していく」と決めているだけなのだそうです。

 

休んでも次の週に2回通う必要はないよ。予習ができなくてもマンツーマンで太郎だけのカリキュラムなんだから、進度が送れちゃうと心配する必要はないんだよ。と説明したらようやく分かったようです。

 

取り合えず英語塾は「辞める」ではなく「明日は休む」ことになり、欠席の電話も自分でできました。

 

恐らく「デイケアいかない」に関しても同じような思い込みがあると思うので、タイミングを見て認識をすり合わせていきたいです。