統合失調症の息子との日常

「統合失調症の子」の親になったひとの記録 あと夫の抑うつとか介護とか

 ■当ブログはプロモーションが含まれていますよ

障害者手帳アプリ『ミライロID』で水族館へ

統合失調症陰性症状で自宅療養中の息子(20)、先週はじめて障害者手帳アプリ『ミライロID』で無料で動物園に行ってからというもの、味を占めたのか「今度の週末は水族館に行こう」と何度も繰り返していた。

egoistpink247.hatenablog.com

 

私的には、家で片付けたいこともあるし毎週のお出かけはあまり乗り気がしないのだけれども、息子が結構しつこく何度も言うので土曜の朝には「まぁ行くか」という気持ちになっていた。

 

しかし息子が朝起きてきて「やっぱり行かない」「面倒くさい」「明日行く」などと言う。これも陰性症状のひとつだとは思うのだけれども、何につけ「行く」「行かない」、「やる」「やらない」でそのたびにかなり揺れ動くようなのである。

 

なるべく息子に寄り添ってあげたいとは思うけれども、こちらにも予定があるのだ。今日行かないのは別に構わないけれども、明日行くと言い出されても困るので「今日行こうよ」と少々強引に連れ出した。

 

家を出てから駅まで「やっぱり行かない」と1,2回口にしたが、電車に乗ってしまえば特にぐずることはなかった。

 

そして駅で乗り換える時も水族館まで歩く道のりも常に私と手を繋ぎたがる。すっかり幼児返りしているので、かわいいと言えばかわいい。しかし親として複雑な心境でもある。

 

公営水族館の入場ゲートでスマホに入っている障害者手帳アプリの画面を見せると、『ミライロID』は認知されている様子で「はい、お二人様どうぞ~」と本人と添付人1名まで無料でスムーズに入場できましたよ。

egoistpink247.hatenablog.com

 

障害者手帳の割引がきっかけとなり、もしかしたら来週も息子に連れまわされるのかもしれません。

 

まぁ家に引きこもっているよりはマシだと思うし、幼い頃は私も仕事が忙しくて子どもたちをほどんどレジャーにも連れて行かなかったので罪滅ぼし的な意味もあり、なるべくは息子に付き合ってあげたいと思います。