統合失調症の息子との日常

「統合失調症の子」の親になったひとの記録 あと夫の抑うつとか介護とか

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転院後初の外来に行き、急性期の状況ヒアリングがありました。

今日は実家近くの受入れ先病院へ初外来に行ってきました。

 

措置入院後の受け入れ先は大学病院なのですが、とにかく混んでいました。9時までに受付を済ませるように言われていたので9時前に着き、9:30に予約のはずが、予診に呼ばれたのが10:30。本診に呼ばれたのが11:30 診察の後に採血と会計でも待ったので、病院を出たのは13:00すぎ。それから遅い昼食を食べて、薬局に寄って帰宅したのは15:00頃でした。大学病院なので覚悟はしていましたが、通院は1日仕事ですね。

 

■予診

10:30に予診に呼ばれ、20代後半ぐらいの女性の研修医に定型的な質問をされました。多分質問シートみたいなのがあって、それを順に聞かれる感じでした。30分程度

 

現在の状態として以下の事はありますか?

見られている感じ、盗聴されている感じ、追いかけられている感じ、毒を盛られている感じ、声が聞こえる感じ、メッセージを受け取る感じ、考えを読まれたり、他人の考えが入ってくる感じ、あるはずのないものが見える、何かに触られる感じ、死にたい感じ。

 

息子の答えはすべて「いいえ」でした。

 

■本診

その後11:30から本診で、50代後半ぐらいの医師と1時間程度の面談でした。予診よりは突っ込んだ質問があり、前兆期や急性期のあたりの気持ちの変化や出来事を細かに確認していく感じ。息子の返事に共感したり言い換えたりしながら進んで行きました。

 

「急性期の事を覚えてる?」と聞かれて本人は「全部覚えている」と答えていました

 

今振り返ってみると「急性期の直前は高揚感があった。音楽が美しく聞こえ、風景もきれいに見れた。そうした高揚感が1~2週間続いた後、一睡もできない日があり、急に狙われている感じがして怖くなった」「直前の言動は飛躍が多かった。狙われていると思っていたが、なぜ狙われるのかの理由はわからなかった」「幻聴は聞こえたことはない」「悲しかった」「監視する存在に対しての怒りはあった」「今はそうした感覚はない」

 

前兆期や急性期の話を息子から直接聞いたことはなかったので、当時のの状況を息子がどのように認識していたのか興味深く聞きました。友人の首を絞めたことや近所のお宅を器物損壊したことについては話が出なかったので、それを覚えているのかはよく分かりませんでした。

 

■薬について

お薬を少し減らせないか聞いてみましたが、初診なのでとりあえずこのまま継続するとのこと。服薬を忘れた時は1回ぐらいはスキップしても問題ない。アルコールも適量なら摂取して良いことを確認しました。

 

訪問看護について

週2回から1回に減らしても問題ないとのことでしたので、来週以降週1回に変更します。

 

■リハビリについて

次回の診察後にいつからどこでリハビリを行うかなど検討を始めていくそうです。

 

予診+本診察で1時間半ぐらいの問診で、比較的丁寧にヒアリングしていただけたのではないかと思います。次回3週間後の予約になりました。今日の先生は初診担当ということで、次回は別の先生の診察になるそうです。