今朝のこと。
義母(84)が「私宛に覚えのない代引きの荷物が届いているのだけど、ちょっと手持ちのお金がないの、7000円お金貸してもらえる？」と慌てて声をかけてきた。今にも代引きの配達員さんにお金を払おうとしている。
荷物を見る限りは通販で注文した衣類っぽい。差出人の会社自体は怪しくなさそう。だけど何度確認しても「自分は注文していない」というので
「お義母さん、身に覚えがないなら詐欺とかいたずらかもしれないから、お金払わない方が良いんじゃないですか？」と、配達員さんには申し訳ないけれど一旦荷物を持ち帰ってもらった。
義母(84)は、先日の検査では認知症まではいっていないものの、短期記憶はかなり怪しいので
可能性としては、①義母が自分で注文したが覚えていないが90%、②第三者が嫌がらせで勝手に注文して代金を支払わせるが8%、③発送元の会社に寄る代引き詐欺2%といったところか、と思いつつ
「そう言えば数日前に、通販ぽい新聞の切り抜きが机の上に置いてあったの見たな」という記憶を手繰り寄せて義伯母と義母に時間をかけてヒアリングした結果、
①義伯母(93)がテレフォンショッピングの新聞広告を見て、靴下を注文したいと思ったが、自分では電話を掛けられないので、義母に注文してくれるようにお願いした。
②義母は、義伯母の代わりに電話で靴下を注文したが、その際に義伯母名義ではなく、自分の名前で注文してしまったらしい。(多分名前を聞かれて自分の名前を答えたんだとと思われ)
③義母は、義伯母に頼まれて何か注文した事は、言われれば覚えているが、自分名義で注文したつもりはなく、今日の代引き荷物と自発的に結びつけて思い出すことはなかった。
93歳の義伯母は、何かと84歳の義母(伯母からみると義妹)を使うのだけれども、義母の認知もかなり危ういので、最初から私たち甥夫婦に依頼してくれた方が話がややこしくならないのだがなぁと思ったのでした。やれやれ。
再配達してくれた佐川急便さん申し訳ありませんでした。
