以前こんな記事を書きました。
統合失調症の陰性症状で退行(幼児化)が生じている息子にハグして欲しがられるも、心理的に受け入れがたくて拒否ってしまった話です。
あらから3か月経って、次第に受け入れられるようになり、最近では息子をハグしてあげられるようになりました。
だってね、一緒に数か月暮らして分かったんです。この子はもう幼児なんですよ。
お風呂に入ったら褒めて欲しくて満面の笑みで私の所に報告にくる。
歯磨きしたら褒めて欲しくて満面の笑みで私の所に報告にくる。
パジャマに着替えたら(以下同文)。
特別の用事もないのに私の周りをウロウロしている。
膝枕して欲しくて毎晩のように「耳そうじして」とやってくる。
朝私が出かける前には、ハグして欲しくて手を広げて待ってる。
ニッコリ笑った顔が、息子の幼少期の面影とダブります。
中学高校大学と育つにしたがって小難しいことばかり言う息子だったけれども、そうだよね、こういう顔で笑う子だったよね、と思い出しました。
息子が5~6歳の幼児だと思えばかわいいものです(実際は私より大きくてニキビ面で脂ぎってるけれども)。
息子の中で、年齢相応の受け答えができる部分と、心理的に幼児化した部分が混在していて、それが彼の中でどうバランスしているのか、は良く分からない。
でもまぁ、ようやくかわいい息子じゃないか、と受け入れられるようになりました。