統合失調症の息子との日常

「統合失調症の子」の親になったひとの記録 あと夫の抑うつとか介護とか

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『統合失調症患者を支えて生きる家族たち』渡部和成

統合失調症陰性症状で自宅療養中の息子(20)、前髪が目に掛かるようになってきたので、数日前から「そろそろ床屋行ってきた方がいいね」と話していたら、今日の昼間に一人で理髪店に行ってきたとのこと。

 

「床屋に行く前にちゃんと髪を洗ってね、ベタベタベタベタな髪だと床屋さんにも嫌だよ」と話しておいたのを遵守し、朝起きてシャワー→床屋(シャンプーなし)→帰宅後再度シャワーしたそう。

 

夕方私が帰宅したら、今日は2回も風呂に入ったと誇らしげであったので、たくさん褒め、「みみみ」と言って寄って来たので耳そうじもしてあげた。(注)「みみみ」とは息子のことばで「耳みて→耳そうじして」の略語である。

 

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この頃、息子に対してモヤることがあったので、息子との向き合い方を確認するために、家族としての向き合い方についての本を読んでみた。

 

統合失調症患者を支えて生きる家族たち [ 渡部和成 ]

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感想(1件)

 

著者が家族会などで接してきた家族のうち、良い接し方ができていた家族の事例集です。

 

・できないことを嘆くのではなく、小さなことでもできたことを褒める

・家族の考えを押し付けるのではなく、本人と相談して決める

・調子の波があっても焦らずあきらめずゆったりと構え、前向きである

 

最近は、私の中に先を焦る気持ちがあったかなと思うので、気持ちをリセットして、もう少しおおらかな気持ちで接しようと思いました。